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【50年に一度の開花のラン?!】

お花を贈るときのマナー

リュウゼツランってご存知ですか。

「奇跡の花」と花と呼ばれていて、半世紀に1度しか咲かないといわれているとても貴重なお花です。それが、この画像の花です。

開花してから少し経過してしまっているので、枯れた部分もありますが、黄色の部分がお花です。「リュウゼツラン」は漢字で書きますと「竜舌蘭」と書きます。蘭という文字が入るのでラン科かといえば、そうではないようです。

リュウゼツランは、そのままリュウゼツラン科の多肉植物で、メキシコが原産です。生育が非常にゆっくりで数十年の年月をかけて花を咲かせることから、“Century Plant(センチュリー・プラント「世紀の植物」)”という別名を持ってます。

メキシコでさえも数十年に一度で、日本においては半世紀に一度といわれてます。開花は前触れもなく、突然として咲くとのことです。

下から撮ったリュウゼツラン
リュウゼツランの株。たくましいです

突然開花したリュウゼツラン

場所は神奈川県川崎市中原区新丸子です。武蔵小杉駅からすぐ近くのビルの間にあります。詳しく言うならば、ビルとビルの間にニョッキリとその雄姿はありました。

ビルの間に数十年の時を経て開花したリュウゼツラン。奇跡の花です。この場所だけ、とても異空間で、なんとも言えない空気感がありました。

知っている人はほとんどいない?!

この、リュウゼツランは実はお酒のテキーラの元です。正確には、メキシコ国内のハリスコ州サンティアゴ・デ・テキーラ周辺で生産されているものがそれにあたるようです。茎の部分を収穫して蒸し、絞った汁を発酵させ、蒸留してテキーラの完成です。

また、近縁の種であるリュウゼツランと観葉植物ユッカは類似点は多いそうですが、細かな部分で相違があるそうで、全くの別物です。

有機的なものの果ては・・

このリュウゼツランは開花が終わると、枯死してしまうそうです。

そうです。これでこのお花は終わりです。生命の長さは違うとも、蝉の一生と似てますね。

短い開花している間は一生懸命で、終わったら無くなってしまうという、切ないリュウゼツラン。

ただ、形の多様性はありますが、結局、有機的なものは全てリュウゼツランに相通じるところだとも思います。