「胡蝶蘭の日持ちは?」
ビジネスシーンや個人同士の大切なお祝いに重宝される胡蝶蘭は大変人気のあるお花です。
せっかくお贈りするのであればその美しい姿をなるべく長く鑑賞したいものですよね。
花瓶に飾るような切り花は大抵1週間もすると枯れてしまうことがほとんどですが、鉢植えの
胡蝶蘭は実はかなり日持ちをするお花なのです。
胡蝶蘭をより長持ちさせるために必要なお手入れがありますので、今回はその
ポイントをいくつかご紹介いたします。
「長持ちさせるコツ」
胡蝶蘭は飾る環境によっても異なりますが、1か月~2か月程度はお楽しみいただけます。
長持ちさせるポイントをいくつか押さえて、より長く胡蝶蘭を楽しみましょう。
①ラッピングを外しましょう
胡蝶蘭が届きましたらお花を包んでいる和紙を外しましょう。
この和紙は、輸送中の花びらが傷つかないよう保護するためのものです。
胡蝶蘭には素敵なラッピングが施されていますが、鉢の中が蒸れて根腐れを起こす前に
外しておきましょう。最初の水やりのタイミングがおすすめです。
②適切な温度管理をしましょう
胡蝶蘭にとって一番喜ばしい温度は『18℃~25』です。
暖かい気候が大好きなお花ですので、この状態を常時保たれるのが胡蝶蘭にとって最高の環境と言えるでしょう。
反対に胡蝶蘭が好まない温度は『5℃以下、32℃以上』です。
寒すぎると凍傷と言ってお花が枯れてしまいますし、逆に32℃以上の高温が続くと同様に
枯れてしまうので注意が必要です。
胡蝶蘭も人が快適と感じられる温度を好みますので、お部屋の中で適切な温度管理をしてみましょう。
③水やりは控えめにしましょう
お花というと水やりをしっかりやる必要があると思うかも知れませんが、胡蝶蘭の場合は
お水のあげすぎはNGです。
胡蝶蘭は通常、鉢の中で1株ずつ小さなポットに入っています。お水をあげすぎると水分が溜まって
根腐れを起こす原因になりかねません。
4月~9月は1週間に1回程度、10月~3月は2週間に1回程度で株全体に染み渡るくらい根元に水を
かけましょう。
乾燥がひどい季節には、霧吹きを花びらに優しく吹きかけてあげるのもおすすめです。
④置き場所を工夫しましょう
基本的には室内の快適な温度の中に置いていただくのがベストです。
直射日光を避けてエアコンや空気清浄機の風が直接当たらないようにしましょう。
とは言え日光は大切ですので、もし窓際に飾る場合はレースのカーテンなどで直接の光を
上手に避けましょう。
「持続可能な贈り物を」
大切なお祝いの贈り物として選ばれることが多い胡蝶蘭。
いくつかのポイントを押さえて、豪華で美しいお花を一日でも長く楽しめると嬉しいですね。
また胡蝶蘭はお花が落ちてしまったあとも再び咲かせて楽しむことができます。
株の根元から4節目の上をハサミで切るだけでまた1年のうちのどこかでお花が咲くでしょう。
肥料やお水は与えすぎないことがコツの一つです。
いかがでしたでしょうか。
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品質の良い胡蝶蘭を選ぶことはお花の日持ちにとってとても重要です。
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